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6月, 2018の投稿を表示しています

ホールディング、オブジエクトプレゼンティングについて言語聴覚士が解説!

ホールディング 乳幼児は柔らかくて暖かな存在を求め、その近くに身を置くことによって安心感を得て生活していく。 ウイニコットは、母親が子どもの安心感を保障するこのようなシステムを ホールディング という言葉で示している。 ウイニコットは、母親の機能として、子どもを抱き支えるホールディング、子どもをあやし大切に扱うハンドリング、さまざまな対象や人的環境を差し出し経験させるオブジェクトプレゼンティングという3つの機能をあげている。 このなかで、ホールディングとは、子どもを抱き、支える機能である。 これは、単に物理的に子どもを抱っこしたり支えたりすることだけを指すのではない。 生きている世のなかのほとんどの事柄がまだわからない、理解できない、人生のごく早期の乳幼児にとっては、ホールディングされることによってまず安心感を得る。 そして、人格を持った存在として大切にハンドリングされることによって徐々に自己の存在や大切さに気づき、さらに、さまざまな経験を与えられる オブジェクトプレゼンティング のなかで対人関係をひろげ、少しずつ外界の様子を学び適応していくすべを身につけていくのである。 子育ての初期においては、普通、子育ての主役は母親になる。 これには、女性にしか妊娠や母手しの授乳ができないこと、また、妊娠期間からおなかのなかの子どもと一体感を持って過ごすことなどの生物学的な条件や、社会や文化の背景が大きく影響しているようである。 この時期は、さまざまなことに注意を向けなければならない一方で、生活上の多くの制約を受けている、非常に大変な時期なのである。 そして、子育ての主役となっている母親を精神的に抱き支えることが、父親をはじめとする家族の大切な役割なのである。 「お母さんは、お父さんをはじめとする家族にホールディングされていてはじめて、わが子をホールディングできる」のである。 母親を支え、また、配偶者としてその他の家族のホールディングをリードするという父親の役割は、つい見過ごされがちだが、子育ての重要なポイントなのである。 オブジエクトプレゼンティング 正高信男は、絵本の読み聞かせ実験を通して、より積極的な父親の役割を述べている。 彼の行った実験は、1歳半の女児に対して、計34人の男子学生が子どもに向かっ...

乳児期前期に毛布などを好きになるのはなぜ?移行対象とは?

乳児院や養護施設などでは、子どもが、汚れてにおい立つような毛布やタオルケットを常に持ち歩く姿がまれに見受けられる。なぜ、毛布なのだろうか? この問いに対しては、ハーロウによるアカゲザルの赤ちゃんによる実験がヒントを与えてくれる。 愛着を抱かせる刺激 ハーロウは、生後すぐにアカゲザルを母親から引き離し、母親の代わりに2種類の代理母親のもとで生活させた。代理母親の一方は、むき出しの針金でできており(ハードマザー)、もう一方は針金の上をやわらかい布で覆われた構造になっていた(ソフトマザー)。 8頭の生まれたてのアカゲザルを1匹ずつ檻に入れ、その檻のなかにはハードマザーとソフトマザーの両方の代理母親がいる。8匹のうち4頭は、ハードマザーの胸に仕掛けた哺乳びんからミルクを飲み、残りの4匹はソフトマザーの胸に仕掛けた哺乳びんからミルクを飲むという2種類の条件を設けた。 そうして、アカゲザルの赤ちゃんが、どちらの代理母親のもとにいる時間が長いかを測定した。 結果は、ハードマザーとソフトマザーのどちらの母親からミルクを与える条件でも、アカゲザルの赤ちゃんは、明らかにソフトマザーにしがみついて生活する時間が長かったのである。 このことは、アカゲザルの赤ちゃんは、生まれながらにして柔らかな感触のものを求める性質があることを示している。 ハーロウはまた、同じようにソフトマザーとハードマザーに育てられているアカゲザルが母親から離れているときに、動くおもちゃをそばに置いてみた。 赤ちゃんザルは恐怖を感じて、どちらの母親から授乳されているかにかかわらず、ソフトマザーの方に飛んでいってしがみついた。 さらにその後は、ソフトマザーから少し離れたおもちゃに関心を示し、またソフトマザーにしがみつくことを繰り返しながら、徐々におもちゃへの関わりを持つことができるようになったのである。 移行対象 このような現象は、人間の赤ちゃんにもみられる現象で、母親(愛着対象者)との間で安定した信頼関係を築けている子供は、母親との間での視線の交換を繰り返しながらその能力を伸ばしていくことができるのである。 下記の絵はスヌーピーのキャラクターで知られる有名な漫画のカットである。 このなかで頬に毛布をあて指をしゃぶっているライナスは、常に毛布を手放さず、彼の心を...

乳幼児期の子供が「うそをつく理由」と「対応方法」を言語聴覚士が解説!

乳幼児がある程度言葉を話すようになると、真実とは異なることを言葉にして表出してしまうことがある。 “真実とは異なることを話す"ということを“うそ"と定義するならば、乳幼児期からうそが生じることはありえる。 乳幼児期は、急速に言語の能力が発達する。 言葉の発達は、子どもが育つ環境や持って生まれた性質などに左右され非常に個人差の大きな領域である。 また、乳幼児期の言葉は、言葉を媒介にした思考能力や、認知能力全般の発達にも左右されている。 そのため、乳幼児期にはうそをついてその場を逃れる意図がない、“結果的にうそになってしまったうそ"が発生することがある。 記憶容量の未発達のために生じるうそ 幼児は、よく周囲の親しい大人の口真似をして言葉を覚えていく。 そのため、周囲の大人たちからみれば、子どもが少々大人びた話し方をするのを見て、幼児でも大人と同じレベルの記憶能力や認識能力を持っているように感じてしまう。 ところが、実際には幼児はまだまだ発展途上中である。 記憶の容量についていえば、大人が一度に記憶しておけるものごとの数が5~9個であるのに対して、幼児ではだいたい年齢-1個といわれている。 たとえば、3歳の乗り物が大好きな幼児が幼稚園の保育室でロボットのおもちゃで遊んでいるときに、友達が車のおもちゃを持ってきた。 またもうひとりの子どもが、飛行機のおもちゃをもって来て、一緒に遊び始めた。 このような状況が続いた後で、この子どもに最初にどのおもちゃで遊んでいたのかを尋ねると、最初にロボットで遊んでいたことを思い出せずに、最も印象の強かった飛行機や車のおもちゃで遊んでいたと答えてしまうことがある。 現実モニタリングが未発達なために生じるうそ 幼児は、自分の願望と現実の区別がつかないことがある。 そのため、「~してくれたらいいなぁJという願望があると、その願望が実現していたかのように感じてしまうことがあるのである。 ですから、きょうだいでひとつずつのお菓子を食べているときに、先に食べ終わった弟が、お兄ちゃんが目を離した隙にお菓子をとって、「お兄ちゃんがくれた」と主張することが生じうるのである。 自分を守るためのうそ 2歳から3歳前後の時期は、第一反抗期と呼ばれ...

レビー小体型認知症と進行性核上性麻痺の方の摂食嚥下障害への対応

レビー小体型認知症と進行性核上性麻痺の方の嚥下障害の特徴 レビー小体型認知症と進行性核上性麻痺で、もっとも重篤な嚥下障害の所見は誤嚥です。 誤嚥は声帯を越えた異物の侵入と定義され、固形物よりも液体で観察されることが多いです。 解剖学的な構造上、声帯より下方で異物の侵入を遮るがないため、誤嚥量が多ければ、そして咳漱による異物の排出がなければ、異物が肺野まで流れ込み、肺炎を起こします。 レビー小体型認知症では不顕性誤嚥(ムセのない誤嚥)が多く、患者もその家族も重篤な嚥下障害に気づいていないことが多いです。 誤嚥はレビー小体病患者の肺炎発症のリスク因子であり、VFで誤嚥したレビー小体型認知症患者の検査後2年以内の肺炎発症率は83%です。 それに対し、誤嚥を認めなかったレビー小体型認知症患者の2年以内の肺炎発症率は4%に過ぎません。 レビー小体型認知症患者の嚥下造影検査(VF)では、口腔期の異常は50%、咽頭期の異常が17人85%に認められると言われています。 そして、レビー小体型認知症患者の45%は口腔期と咽頭期の両方に異常が認められます レビー小体型認知症患者の口腔期の動きは認知機能と相関がある一方で、咽頭期は認知機能と相関しないとされています。 進行性核上性麻痺では嚥下障害が80%に現れ、死因は肺炎が最も多くなります。 進行性核上性麻痺は発症早期には嚥下反射の惹起は良好ですが、進行すると嚥下反射の惹起も遅くなります。 また、無動寡動のため口腔期の障害が強くなり、食物の送り込みが困難になります。 進行性核上性麻痺は、レビー小体型認知症に比べると誤嚥した時にむせることが多いが、むせたときの呼気流速が弱くなり、やがて肺炎を繰り返すようになります。 レビー小体型認知症と進行性核上性麻痺の方の摂食嚥下に影響する病態とその対応 レビー小体型認知症と進行性核上性麻痺の摂食嚥下には認知機能や運動機能の障害が影響します。 レビー小体型認知症は覚醒レベルの変動や起立性低血圧のため、食事中に急に覚醒レベルが低くなることがあります。 そのため、食事中の覚醒レベルが低いと、誤嚥や窒息のリスクが高くなります。無理に食べさせず、覚醒レベルが改善してから食事するようにして対処します。 覚醒する時間帯がバラバラであったり...

幼児の困った行動をなくす工夫「計画的無視」「タイムアウト」について言語聴覚士が解説!

注目獲得が目的で困った行動をする場合の対応方法 子どもの困った行動に影響を及ぼす大きな因子のひとつとして、親や周囲の人々が子どもに“注目を与えること"があげられる。 例えば、幼稚園や保育所に通う子どもが時力下品な言葉を覚えてきてしまうことをあげよう。 家庭に帰って子どもがこのような言葉を口に出すと、お父さんやお母さんは思わず吹き出してしまったりすることがある。 そうすると子どもは得意げに何度も何度も繰り返す。 そして、大事なお客さんが来ているときに、子どもがお父さんやお母さんの注目をひきたくて下品な言葉を口に出してしまい、お父さんもお母さんも大赤面などという事態が稀に生じる。 さて、上記の例のなかにあるように、子どもの行動に反応して笑ったり声をかけたり、微笑みかけたりすること、あるいは誉め言葉を与えることや、叱ることも含めて、これらはすべて子どもに“注目を与えること"に相当する。 最も身近で信頼できる存在である、お父さんやお母さんから注目を与えられることは、乳幼児の行動に大きな影響を及ぼす。 親が与える“注目"は、子どもが行動を学習する際の行動を強める因子(強化子)としては、最も強力で汎用性に富んだものである。 先ほどの例では、お父さんとお母さんが、子どもの下品な言葉に対して吹き出してしまい、楽しい雰囲気が形作られたことが、子どもの「下品な言葉」という困った行動を強める強化子となってしまったのである。 周囲の大人の注目を獲得するために繰り返し行われるこのような行動を、注目獲得行動と呼ぶ。 この注目獲得行動は、幼稚園や保育所で着手の先生がよくはまってしまうトラップの例でもある。 保育活動中に、クラスの集団から離れて困った行動を繰り返す子どもを、他の子どもたちを待たせておいて叱りに行ったりすることがよくある。 当該の子どもは叱ったときにはシュンとなるのだが、先生が目を離すと、また困った行動をし始める。 これは、先生が叱ること(この時間は先生を独占できる)が、子どもにとって困った行動を強める強化子となってしまっているためで、子どもは先生の注目をひきつけるために困った行動を繰り返しているのである。 このようなときには、行動を強めている強化子を取り去ることが有効である。 つまり...

遊びと仲間関係の発達について言語聴覚士が解説!「ひとり遊び」「並行遊び」「連合遊び」「共同遊び」「ギャングエイジ」とは?

「ひとり遊び」「並行遊び」「連合遊び」「共同遊び」とは? 童謡「めだかの学校」のなかに、「みんなでお遊戯しているよ」という歌詞があるが、人間の子どもも小さい頃からみんなで遊ぶのだろうか。ここでは、子どもの社会性、すなわち対人関係の発達という観点から考えてみたいと思う。 パーテンによれば、社会性の発達に着目すると、乳幼児期における遊びの形態は次の4段階に分けられるとされている。 ひとり遊び 乳児期に多く見られる遊びの形態で、読んで字のごとく玩具を相手にひとりで遊ぶ状態を指す。 玩具の取り合いをする以外は、基本的に他の子どもたちと関わることはなく、自分だけの遊びに熱中する。保護者や保育者の援助を除けば、基本的には遊び相手をあまり必要としない遊びである。 平行(並行)遊び 3歳児頃に多く見られる遊びの形態である。たとえば、絵を描いたり、折り紙をしたりと、皆で同じ遊びをしてはいるのであるが、そのなかで子ども同士の関わりはなく、同一の遊びが平行して展開している状態である。 一緒に遊んでいるという感覚があるという点で、ひとり遊びよりも社会性の発達がみられるが、隣で遊んでいるのがどのような子でも、まただれかが同じ遊びを始めても気にせず、他の子どもに干渉したり、協力したり、という行動はみられない遊びである。 連合遊び 3、4歳児くらいにみられる遊びの形態で、一応、「子ども同士で遊ぶJという形態である。遊びのなかで、内容についてのやりとりや会話があり、玩具の貸し借りをする。 また、時には遊ぶ相手のえり好みをしたり、場合によっては拒否したりもする。しかしながら、一緒に遊んでいる子どもはほぼ同じ行動をしており、分業をしたり、リーダーシップをとる子どもがいるということはない。 また、同じ遊びをしていても、イメージが異なっていることがあり、たとえば大型積木で囲いを造って一緒に遊んでいる場合でも、ある子は「家」のつもり、別の子は「船」のつもり、ということがある。 協同遊び 幼児期における仲間遊びの完成形といわれ、およそ5歳以降にみられる。一緒に遊びながら、遊びのなかには分業がみられ、それぞれの子どもが違った役割をとりながら、一つの遊びを展開していく。 これに伴って、遊びのなかにルールを取り入れることが可能になり、子ども同士でルー...

誰もが悩む2~3歳の第一次反抗期について言語聴覚士が解説!第一次の反抗期の意味とは?

自我の芽生えと第一次反抗期 2、3歳の子どもを持つ保護者からの相談に、「最近、私の言うことに対して、何でも「ダメ!」「イヤ!」と言うようになり、急に反抗的でわがままになったようで困っている」というものがある。 さらに、相談は続き「この前も、出かけるときに私が『この服を着ていこうか』と薦めても「イヤ!」と言い、「じゃあ、こっちの服は?」と言っても「イヤ!」と言い続け、出かけられずに困ってしまった。 少し前までは素直ないい子だったのに……子育ての仕方を間違ってしまったのだろうか」と。 確かに、このように子どもが言うことを聞いてくれなかったり、反抗的だったりするのは、親にとっては悩みの種だし、ともすれば自分の子育てについても疑間を感じてしまうことだろう。 皆さんは、このような子どもの姿をどう思うだろうか。 何か問題を抱えているのでは、と思う方も多いと思うが、じつは、この時期の子どものこのような姿は、発達のなかで(第一次反抗期」と呼ばれる、だれにでもある、ごく普通の姿なのだ。 それではなぜ、子どもはこの時期になると急に親の言うことに反抗的になるのだろうか? 自我が芽生える 反抗期を説明するキーワードの一つに、「自我の芽生え」がある。 1歳くらいまでの乳児は、自分と母親とが別の存在であるという明確な認識を持っていないといわれている。 ですから、母親の言うことには素直に従うことが多いし、逆に母親が見えなくなると、とたんに不安定になり泣き出したりする。 そのような時期を過ぎて、2、3歳頃に起きる「自我の芽生え」とは、まさに「私は親とは別の存在である」ということを認識することだ。 自分を他の誰とも違った、独立した存在として認識できるようになることは、人格発達の上でも非常に重要な一歩であるといえるのである。 第一次の反抗期の意味とは 自己を主張する 自分は独自の存在であるという意識が強くなると、親との間に対立が起こるようになり、反抗期が訪れる。 親の指示を拒否し、自己主張が強くなるということは、一方の当事者である親からすれば、今まで可愛がってきて、そして素直になついてきたわが子がはじめて自分の言うことに反抗するわけだからだ、ショックも大きいだろう。 しかし反抗期は、反抗という形により自己を表現する能力の...

子供の発達で大切な見立て遊びとは?見立て遊びでの発達分類や「象徴」「象徴機能」について言語聴覚士が解説!

見立て遊びとは? 幼児期の子どもたちの遊びのなかで多くみられるものに、「ままごと」や「電車ごっこ」などの「ごっこ遊び」がある。 そのなかでは、たとえば砂がご飯に、泥水がコーヒーに、縄が電車に、というように現実とは異なった物を用いて、いわばその「ふり」をして遊んでいるといえ、このような活動を「見立て」と呼ぶ。 見立てはだいたい1歳半頃から見られはじめ、2歳を過ぎると、遊びのなかで見立てを行う「象徴遊び」が活発化する。 心理的発達に伴って、子どもは身の回りの事物を心のなかで別のものに見立てることが可能になり、それによっておもちゃや素材などの事物との関わり方も変化していく。 幼児期後半では、友達同士でイメージを共有することができるようになり、見立てたものを友達同士で共有することによって、遊びはよりいっそう複雑化していく。 この、見立てる能力の発達という観点から、村田は遊びを下記に示すような4段階に分類している。 「見立てる」能力の発達による遊びの分類 ・第1段階(0~1歳) 事物はそのままの形で、子どもの身体運動遊びの対象となる。 ・第2段階(2~3歳) 事物は別の事物の象徴となる。たとえば枕が人形になる。子どもの関心は象徴されているもの、およびその行為活動に注がれる。 ・第3段階(4歳~) 事物はそれを媒介として対人活動が行われるものとなる。たとえば、風呂敷はドレスとして白雪姫遊びの展開をうながす。これは、象徴が仲間のあいだで共通化されるときに可能となる。 ・第4段階(5歳~) 事物は遊びのなかで純粋に記号となるか、さもなければ不必要になる。 「見立てる」ために必要な力 この「見立てる」という活動は、非常に高度な認知的能力を持っているからこそ可能になるもので、特にこの活動にとって必要な能力には、表象と象徴機能とがある。 表象とは 表象とは、日の前にそのものがない場合でも、心のなかにそのものや事柄を思い浮かべる、イメージすることのできる能力のことだ。 たとえば、ままごとで茶碗に入った砂をご飯に見立てることができるようになるには、当然ながらご飯に関する知識がなくてはいけないが、それに加え、目の前にご飯がなくても、それを心のなかに思い浮かべることができなくてはならないのである。 象徴...

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