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3月, 2018の投稿を表示しています

【軽度者向け】グループレクリエーションを紹介!

今回は、軽度者向けのグループレクリエーションを紹介していきたいと思います。 新聞記事の紹介 準備 新聞記事の切り抜きを参加者に用意してきてもらいます。内容には、制限を設けませんが、長さは2~3分で読み終わるものとします。 方法 参加者の中から司会を決めます。 参加者の一人が記事を朗読します。その後、意見や感想を互いに述べ合います。司会者は多くの人が発言するように配慮します。 参加者全員について、順次同様に行います。 アドバイス 記録係りを決め、ノートにその日紹介された記事の内容について簡単に記述するようにすると、内容をまとめる練習にもなります。 音読が苦手な参加者には、記事を書き写し、漢字には仮名をふり、音読の練習をしてきてもらいます。 このゲームに関わるスタッフの役割は、司会者を補佐することですが、スタッフが司会をしても良いでしょう。 俳句・川柳づくり 季節感を読み込んだ俳句や川柳を作り、発表しあってみませんか? かなりの軽度の方向けの課題です。 準備 紙、筆記用具、季節感のある写真、季語、ホワイトボード 方法 スタッフはホワイトボードに季語をいくつか書き出します。 参加者は、季語を読み込んで俳句を1つずつ作り、紙に書きます。写真などからヒントを得ても良いです。 出来上がった作品を順にホワイトボードに書き、発表します。 アドバイス 参加者が作り始める前に、スタッフは例として有名な俳句をホワイトボードに書くなどして作り方を説明しても良いでしょう。 応用 全員の作品と作者の名前を控えておき、次回にコピーを参加者に配ると記念になります。 季語ではない言葉(例:お腹が減る)も用意しておくと、おもしろい作品ができます。 てにをはゲーム 助詞の練習です。名詞句の前後に適当な言葉をつなげて文を作ります。 準備 ホワイトボード 方法 スタッフはホワイトボードに、名詞句(名詞+助詞)を一つ書きます。 はじめに参加者は、その前後に適当な言葉をつなげて短い文を作り、口頭で発表します。例えば「みかんを」であれば、「みかんを食べる」と言うように文を作ります。 参加者は、順に別の文を作って発表します。例えば「八百屋でみかんを買った」「みかんをむいた...

【拍子合わせ】高齢者のグループレクリエーション

【拍子合わせ】高齢者のグループレクリエーション 各自が打楽器を持ち、隣の人が叩いた数だけ自分も叩きます。 数の理解と注意力が試される、楽しくてにぎやかなグループレクリエーションです。 対象 重度 人数 3人以上 準備 打楽器(たいこ、カスタネット、タンバリン、鈴など) 方法 参加者は輪になって座ります。スタッフもその中に加わります。 参加者に打楽器を配ります。スタッフも楽器を持ちます。 はじめにスタッフが、好きな数を叩きます。 スタッフの叩いた数と同じだけ、スタッフの隣から順に楽器を叩きます。 アドバイス 楽器がなければ、代わりに音の出るものであれば何でもかまいません。 簡単にできるようであれば、叩くリズムを不規則にすると難しくなります。 はじめに楽器を叩く役割を参加者が行い、交代します。 応用 スタッフのたたいた数より、順にひとりずつ多く叩きます。 スタッフが何回か楽器を叩きます。隣の人はスタッフと同じ数だけ自分の楽器を叩いたあと、自分の好きな数だけ楽器を叩きます。以下同様にそれを続けます。

【食事の献立】高齢者のグループレクリエーション

【食事の献立】高齢者のグループレクリエーション 対象 重度者 人数 2人以上 準備 ホワイトボードや黒板 方法 一人の参加者が黒板の前に出て、その日の朝食やお昼に食べたものを、言葉で言うか、ホワイトボードに字や絵で表します。絵を描いた場合には、それが何であるかを他の人が当てるようにします。 これを順に参加者全員が行います。 応用 入院者や給食が出るデイケアセンター等の通所者に行う場合には、全員同じ食事を摂っているので、次のように行っても良いでしょう。 メニューを言ってもらい、スタッフがその名前をホワイトボードに書きます。 参加者に出てきてもらい、その下に絵を描いてもらいます。絵を書くのが困難な人のグループの場合には、スタッフが絵を描き、移してもらっても良いでしょう。

鼻をかむと中耳炎になるのか?

鼻をかむと中耳炎になるのか? 鼻を強くかんだ時、耳にキュンときて、「あ、痛い!」という経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか? そのような時耳鼻科を受診して、「中耳炎です。鼻をかんだから中耳炎になったんですよ。」と言われた人も少なからずいらっしゃるでしょう。 しかし鼻をかむと中耳炎になるというのは誤った考えです。 中耳炎は、鼻汁によって鼻の奥や耳管がただれて始まります。 但し中耳炎の初期はまだ痛くないので、それと気づかずにいることが多いのです。 たとえ気管支炎と診断された時に気管支が痛かったでしょうか? 胃もたれや胸焼けで胃炎と言われた時、腹痛はどの程度あつたのでしょうか? 若い頃からの栄養不足や運動不足で骨粗愁症になっていた人が、歩いて転んで骨折した時に「歩くからいけないんだよ。」と言う医者を、あなたは信用しますか? 中耳炎の原因は、ハナをかまないか、しっかリハナをかみ切れないということにあり、後鼻漏によってすでに中耳炎になっていたとしても、まだ痛くないのです。 中耳炎がはじまっている時、ハナをかんで耳が痛くなったとしてもそれは「元々あった中耳炎」に気づいただけであり、決してハナをかんで中耳炎になった訳ではありません。 どうしてもハナをかむから中耳炎になるのだと言い張る人には、「では、なぜハナをかめない赤ん坊でも、中耳炎になるのでしょうか。」という質問が決定的な逆襲になるでしょう。 鼻をしっかりかんで「ネバドロ黄」の鼻汁を出せれば診断と治療と両方の効用があります。 耳にキュンと空気が入れば、鼓室の換気が行われ、へこんでいた鼓膜も膨らみ、聴力も改善されるのです。

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