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12月, 2016の投稿を表示しています

高次脳機能障害と発達障害の違い

高次脳機能障害と発達障害の違い 高次脳機能障害 ・原因 後天性の脳機能障害 ・回復過程 脳の可塑性があるために症状が改善する ・遺伝 児の障害が親に似るわけではない ・対応の基本 リハビリテーション 発達障害 ・原因 生まれつきの脳機能障害 ・回復過程 発達に伴い症状が変化する ・遺伝 児の特徴が、親に似た傾向をもつことが多い ・対応の基本 ハビリテーション Jpn J Rehabil Med Vol. 53 No. 5 2016より参照

S-PA 標準言語性対連合学習検査

S-PA 標準言語性対連合学習検査 S-PAとは 日本高次脳機能障害学会より開発された、言語性記憶(言われた内容を覚えている、約束を覚えている、また自らが予定したことを行う時などに必要な言語を用いた記憶)を把握するための検査です。 特徴 時代を考慮した対語の選択と、全国レベルでデータ収集を実施されています。 また、年齢別の判定基準を導入されており、標準化が行われていることが特徴です。 構成 S-PAの構成は、有関係対語(意味関連のある単語)10対と、無関係対語(意味関連が希薄な単語)10対より構成されています。 実施方法 組み合わせ(対語)を検査者が読み上げ、被検査者に記憶してもらいます。 その後、単語対のはじめの単語を提示して、その語と対をなしていたもう一方の単語を応えてもらうものです。 S-PAは、用いる単語を時代を考慮して選出し、有関係・無関係対語試験の組み合わせを3セットを用意されています。 適応年齢 16歳~84歳 (失語症は対応すべきでない病態とされています。) 所要時間 10分となります。 保険点数 区分 D285-2 点数 280点 S-PAと三宅式記銘力検査の違い S-PAは、有関係対語試験、無関係対語試験の組み合わせが3種類(セットA・B・C)用意されており、用いる対語は時代を考慮したものとなっています。 さらに、S-PAは健常者の年齢別の平均値を示しており、検査成績の客観的な解釈が可能となっています。 また、スコアリングシートが付いており、簡便に判定できるようになっています。 三宅式記銘力検査は、1セットのみの構成となっており、複数回の使用が難しいことや、対語が現代に合っていないもの(停車場、真綿)などが含まれている点があります。 三宅式記銘力検査の詳細はこちら↓ 三宅式記銘力検査

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