PEEP の特徴
PEEP は呼気終末陽圧のことを言い、ピープと読みます。
呼気のときに気道内圧がゼロになる
と肺胞がつぶれてしまいますが、このときに、一定の陽圧をかけておくと肺胞がつぶれにくくなります。
そのため、ガス交換が行えるようになり、酸素化に有利になるようです。
PEEP の副作用としては、高い PEEP をかけると、圧損傷や胸腔内圧が上昇することによる循環抑制(血圧低下、それによる尿量低下、浮腫など)をおこしやすくなりますので注意が必要となります。
言語聴覚士のひとりごと