咳テスト 不顕性誤嚥のスクリーニングテスト

咳テスト 不顕性誤嚥のスクリーニングテスト


方法

メッシュ式ネブライザーにクエン酸(1%濃度のクエン酸溶液)を入れて口から吸ってもらい咳が出るかどうかを評価する。

判定

30秒以内に1回も咳がないと不顕性誤嚥の疑いとなる。

不顕性誤嚥検出の感度および特異度は高く、脳血管障害、頭頸部腫瘍、神経筋疾患、呼吸器疾患など嚥下障害の主たる疾患別に用いた場合にも有用と言われています。

30秒以内に1回咳が出た場合を、咳反射が誘発されたとするという簡易な判定方法でも、感度および特異度が低下しないのが特徴です。