身体活動は癌死亡率を下げるとの報告あり
身体活動(PA)は癌死亡率を低下させるだけでなく、死亡リスク軽減とPAの間に用量作用関係のあることが、300万人以上の参加者を対象とした研究のメタ解析によりわかりました。
詳細結果では、最低推奨運動量に従うことで死亡率は13%低下しており、癌経験者ではこの効果は更に大きく、高運動量PAを実施した人は22%も死亡率が低下していました。
さらに乳癌については、診断前PAより診断後PAの方が死亡率低下幅が大きい結果となりました。
この結果は他研究結果と一致しており、考えられる理由の一つは、診断後にPAに参加する患者が健康維持への意識が高い人々であり、生活習慣の改善に積極的であった、ということです。
有効性の理由は別として、全体的にはすべてのひとびとに2.5 h/week以上の身体活動が強く推奨されると言えます。
British Journal of Sports Medicine掲載論文(解析対象71論文)結論より
さらに乳癌については、診断前PAより診断後PAの方が死亡率低下幅が大きい結果となりました。
この結果は他研究結果と一致しており、考えられる理由の一つは、診断後にPAに参加する患者が健康維持への意識が高い人々であり、生活習慣の改善に積極的であった、ということです。
有効性の理由は別として、全体的にはすべてのひとびとに2.5 h/week以上の身体活動が強く推奨されると言えます。
British Journal of Sports Medicine掲載論文(解析対象71論文)結論より