末梢性顔面神経麻痺の予後
発症2~3週間以内に柳原40点法で20/40点以上の症例、あるいは軸索変性の重症度をあらわす発症2週間後の患側と健側の表情筋複合筋活動電位の振幅比のENoG(エレクトロニューログラフィ)が40%以上の症例は完全回復型で、機能異常は出現しません。
しかし、これ以外の症例では、4カ月後に表情筋の過誤支配による病的共同運動など機能異常が出現する可能性が高くなります。
とくに発症3カ月後でも10/40点以下、発症2週間後のENoG〈10%の症例は完全脱神経型で予後は不良となります。
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