脳卒中片麻痺と肩装具





脳卒中片麻痺と肩装具

脳卒中片麻痺においては、弛緩麻痺の場合は特に肩関節の亜脱臼を生じやすいと言われています。
また、麻痺により良肢位保持が困難なためにADLに支障が生じることがあります。
そこで一般的に用いられるのが三角巾です。
しかしこの三角巾ですが、実際に使用してみると意外に装着が難しく、装着の仕方にバラつきが生じ、装着する人により肢位が異なってしまう場合もあります。
そのような際には市販のアームスリングを用いると対応が統一でき良いです。
アームスリングの中にはワンタッチで固定でき、一度肢位を設定すればその後は常に同一肢位で上肢を保持することができるものがあります。