脳卒中と膝装具
脳卒中に対して単独で適応する事は少なく、短下肢装具と組み合わせて使用する場合があります。
起立歩行時に膝過伸展(反張膝)がみられる場合や不安定膝、膝屈曲拘縮時に適応となります。
反張膝に対しては軽度屈曲位(10~15。)に保持し対応します。
屈曲拘縮に対しては膝装具にダイヤルロック、ファンロック、ターンバックルを用いて矯正する場合もあります。
膝装具には、スウェーデン式、TKS、SK式、HRC膝装具などがあります。
反張膝、屈曲拘縮は下肢三頭筋やハムストリングスの痙縮の影響により歩行時に増強する場合が多いので金属支柱付き短下肢装具か長下肢装具で対応したほうが良いです。
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