パーキンソン病治療開始のタイミング
現在用いられているどの薬剤も、パーキンソン病の病態そのものを根本的に改善させたり進行を遅らせたりする効果は証明されていない。
そのため症状が軽いうちから少しでも早く診断をつけて薬を使わないといけないと考える必要はない。
しかしパーキンソン病の症状のせいで日常生活が上手く送れず家に引きこもってしまったり寝たきりに近い生活になってしまったりすれば、体を動かさないことでますます弱ってしまう(廃用)ため、日常生活を送るために適切に薬を使うことは結果的に体の状態を維持するために有用だと考えられている。
つまり、「生活や仕事に支障がでてきたとき」が治療を開始すべきタイミングとなる。
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