深部静脈血栓症(DVT)の対策
深部静脈血栓症(DVT)では、何といっても予防が第一です。そのためには早期離床と下肢の運動(自動、他動)です。弾性ストッキング(下肢の圧迫で表在静脈に流れる血液を減少させて、深部静脈の血流量を増やし血栓形成を抑える)や間欠的空気圧迫法(足底部からの静脈血流を保ち下肢血流停滞を予防する)による下肢の圧迫も有効です。
DVTの診断がくだされれば、ワルファリン内服による抗凝固療法を開始します。
効果の発現まで数日間を要するために、その間はヘパリンの静注を併用します。
深部静脈血栓症が残存する場合には下肢マッサージは禁忌となります。
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