長期臥床と呼吸器症状
長期臥床により呼吸筋の筋力低下や胸郭の可動域制限により肺活量や最大換気量の減少、咳漱力が減少してしまいます。
同一姿勢の仰臥位が長く続くと、重力の影響で、気道内分泌物もより背側に貯留しやすい状態となり、末梢気道閉塞が生じ肺胞は虚脱しやすく嚥下性肺炎のリスクが高まってしまいます。
対策としては、長期臥床の場合には、早期離床が一番の予防となります。
安静を強いられる場合には、体位変換や座位、立位時間をアップさせることが重要です。
呼吸方法としては、口すぼめ呼吸や腹式呼吸を行わせ、呼吸介助もする必要があります。
0 件のコメント:
コメントを投稿