肺炎の治療効果判定

肺炎の治療効果判定

「成人市中肺炎診療ガイドライン」によると、治療の効果判定には下記4つの指標を用います。 ( )内は、抗生物質投与終了の基準です。
感染防御能が正常と考えられる患者では、4項目中3項目以上を満たした場合に薬剤投与を終了します。
基礎疾患があり、感染防御能が低下していると考えられる患者では、4項目中3項目以上を満たしてから4日後に治療を終了します。

●解熱(目安:37℃以下) ●白血球数増加の改善(目安:正常化) ●CRPの改善(目安:最高値の30%以下の低下) ●胸部レントゲンの浸潤影の明らかな改善


効果判定
・3日後(重症例は2日後):初期抗菌薬の評価
・7日以内:有効性の評価や終了時期の決定・14日以内:終了時期や薬剤変更の決定


0 件のコメント:

コメントを投稿