廃用性骨萎縮の対策
廃用性骨萎縮の対策は、早期からのリハビリが大切です。臥床早期からの関節可動域訓練と筋収縮を行います。
可能であれば早期より体重負荷も行わせると良いです。
ベッド上でのギャッジアップ、端座位訓練、立位訓練と進めていく事が、骨萎縮の予防となります。
自力での起立が困難な時には、起立台を利用しての起立訓練を早期より行うのが有用です。
骨量が最大となる青年期において骨量を多くしておくことは、高齢者となってからの骨量を維持するために役に立ちます。
薬物療法は非常に有効な手段で、ビスフォスフォネート製剤、カルシトニン製剤、ビタミンKなどの処方が行われています。