パーキンソン病と訪問リハビリテーションのポイント
パーキンソン病の進行期・終末期においては、廃用症候群の予防が基本となります。
訪問リハのスタッフは、褥瘡、誤嚥、窒息、脱水、栄養障害、感染、睡眠時呼吸障害、突然死などの知識を十分に持ち、その予防、早期発見、早い段階での対応につなげて最後までQOLを保つ役割を担っています。
これらの重要な役割を遂行するためには、福祉用具や家屋改修、医療福祉制度はもとより、パーキンソン病の病態や治療についても習熟し、最後まで患者・家族に寄り添って支援できる訪問リハのスペシャリストを育てる環境が必要となります。