パーキンソン病に対するバランス練習
StageⅠ・StageⅡ
姿勢反射障害、歩行障害、ひいては転倒・骨折をできる限り予防するために、StageⅠやStageⅡの時期から積極的な反復練習を指導します。
StageⅢ・IV
StageⅢ・IVでは、座位・四つ這い・膝立ち・立位における重心移動練習を行います。 体幹・頚部・四肢のアラインメント修正や正中位に戻すための鏡を用いた姿勢矯正運動は姿勢反射獲得にもつながります。
日常生活においては、ドアの開閉、方向転換、物の出し入れ、浴槽への出入り時に転倒が頻発するので、生活場面での動作指導、住環境の確認・整備を必ず行ようにします。