体位ドレナージ 呼吸介助
排痰体位をとるだけでも効果はあ るが、呼吸介助を加えることで、より効果が得られやすくなる。
呼吸介助とは、「徒手的に胸郭運動を他動的に介助すること。患者の胸郭に手掌面を当てて、呼気に合わせて胸郭を生理的な運動方向に合わせて圧迫し、次の吸気時には圧迫を解放することを繰り返すもの」と定義されている。
呼吸介助を始める前に目的や効果などを明確にすることが大切である。何のために行い、どのような効果が得られるのか、どのような患者に有効なのか、中止基準は何か、などを十分に把握しておく必要がある。
知識として理解したからといって、いきなり患者へ呼吸介助を実施することは控え、スタッフ同士で十分に練習を重ねてから患者へ実施するようにする。
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