体位ドレナージ 手順
体位ドレナージは安全に行う必要がある。実施前に必ずバイタルサインをチェックし、実施中は痰の移動に伴う気道閉塞(窒息)に注意し、実施後は効果を必ず確認する。
体位ドレナージの施行時間は、患者の状態や忍耐性によるので、決まっていない。
まずは、排痰体位を3〜15分間程度保持し様子をみる。そして再度、聴診し、気道分泌物が中枢気道へ移動したかを確認する。
気道分泌物が移動していなければそのままの排痰体位を継続するが、同一体位はおおよそ30分以内にとどめるようにする。
気道分泌物の移動が確認できれば、咳嗽あるいは気管内吸引によって分泌物を排出する。
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