血管炎症候群とANCA関連血管炎
血管炎症候群とは血管壁に炎症を起こす病気であり、炎症の起こる血管の大きさ別に大型血管炎、中型血管炎、小型血管炎に分類される。
血管炎症候群は原因不明で難治性であることが多く、発症頻度が低い疾患である。
ANCA(アンカ:抗好中球細胞質抗体)関連血管炎は血管炎症候群の中でも、細動脈、毛細血管、細静脈などの細い血管に起こる小型血管炎に分類される。
炎症が起きている血管壁に免疫複合体の付着が認められず、ANCAという自己抗体の発現が多くみられるのが特徴である。
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