脳性麻痺 タイプ

脳性麻痺 タイプ

痙性脳性麻痺
・脳性麻痺患者の7~8割は痙性脳性麻痺。

・痙性両側麻痺:両脚とも罹患している場合をいう。臀部と脚部の筋肉が硬直して脚が内側に屈曲し膝部で交差するために歩行困難になることがある(鋏状脚)。

・痙性半側麻痺:身体の片側のみが影響を受け、しばしば脚よりも腕の症状が重いことがある。

・最も重症の脳性麻痺は、四肢と体幹が影響を受けている痙性四肢麻痺で、しばしば口や舌を司る筋肉にも障害される。

・痙性四肢麻痺を持つ子供は、精神遅延やその他の問題も現れる。


アテトーゼ型脳性麻痺
・脳性麻痺患者の10~20%はアテトーゼ型脳性麻痺。

・筋緊張の変動という特徴があり、動きの不制御を伴うことがある。

・座る、または歩くなど、身体の動きを制御することが困難となる。

・顔面および舌の筋肉にも影響が出ることがあり、その場合には吸引、嚥下、発話に障害が現れる。


運動失調性脳性麻痺
・脳性麻痺患者の5~10%は運動失調性脳性麻痺。

・身体のバランスや協調に影響が出る。

・歩調が不安定であり、字を書くなど、正確な協調を必要とする動きが困難となる


http://www.christopherreeve.org/site/c.niKTL3PMLtF/b.4636961/k.3611/33075246154063530202__Cerebral_Palsy.htmより参照