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10月, 2013の投稿を表示しています

反響現象 前頭葉症状

反響現象  前頭葉症状 両側前頭葉損傷の患者では、以下の反響現象が認められます。 1)反響行為 検者の行為を反射的に繰り返す。 2)反響言語 検者の話かけや質問に対して、それに適切に答えることなく、話しかけや質問をオウム返しにそのまま発話する現象。 3)反響書...

強迫的言語応答 前頭葉症状

強迫的言語応答 前頭葉症状 物品や検者の動作が提示された時、強迫的にことばで応じてしまう症状のことを言います。物品の場合は呼称し、手を振る動作のときは「バイバイ」、チョキの時は「チョキ」、「Ⅴ」あるいは「に」などと言語化するものをいいます。 患者は異常に...

把握行動 前頭葉症状

把握行動 前頭葉症状 患者の眼前に検者の手を置き患者の手に触れると患者が反射的に検者の手を握る行動です。重症例では、検者が手を動かすとそれに合わせ立ち上がって検者に近づいたりします。患者に手を握らないように指示しても患者の運動を止めることは出来ません。

利用行動 前頭葉症状

利用行動 前頭葉症状 周りにある物品を患者が勝手に使ってしまうことを言います。患者は目前にあるコップで水を飲んだり聴診器を触ったりします。物品の使用を禁じてもしばらくすると同理由を尋ねられると「物品を差し出されたので使用しなければならないと考えた」と答...

模倣行動 前頭葉症状

模倣行動 前頭葉症状 患者が指示なしに検者の行為を模倣する行動です。 頭をかく、指で鼻の頭を触る、足でリズムを取る、など様々な行為が模倣されます。 患者は自分で不適切と判断した行為は模倣しないが、「こんな事はしてはいけない」と言いながら不適切な行為(公共の...

行動反復 前頭葉症状

行動反復 前頭葉症状 前頭葉損傷者における環境依存性亢進は単一の動作や行動のみならず、複雑な目的的行動にまで及ぶ場合があります。 森は次の例を記載しています。 患者は、手洗いを見つけると中に入り、水道の栓をひねり、石鹸で手を洗い、タオルで手を拭く、という一...

DBDスケール (dementia behavior disturbance scale)

DBDスケール (dementia behavior disturbance scale) DBDスケール(dementia behavior disturbance scale)は、 Baumgartenらによって開発されました。認知症にしばしば認められる問題行動についての質問28項目からなる尺度です。観察によって、各項目について「まったくない(1点)」、「ときどきある(2点)」、「よくある(3点)」、「常にある(4点)」、までの5段階で評価し、総得点(最高112点)を算出します。 DBDスケール得点が高いほど各種の問題行動の頻度が高く、得点が低いほど頻度が低いことを示します。すべての質問項目は異常な行動によって構成されているので、0点以外はたとえ1点でも異常であると推定されます。したがって、異常と正常とを分けるようなカットオフポイントは設定されていません。 DBDスケールの質問項目は、介護者が観察し得る行動異常に限定している点に特徴があります。また、項目による重みづけや行動異常の重篤度は無視して頻度だけを評価している特長があります。すなわち、合計点数が1点でも増加すれば悪化と考え、減少すれば改善を意味します。この2つの特徴はDBDスケールの評価においては、特別な精神医学的な知識やトレーニングを積んでいなくても実施が可能であることを示しています。 また、認知機能から見た重症度と問題行動との関連は必ずしも一定でないことも知られており、DBDスケールによって問題行動を評価することの有用性はすでに実証されています。 DBDスケールは溝口らによって日本語に翻訳され、その再現性、内的整合性、評価固著信頼性がわが国でも明らかにされています。 評価表はこちら↓ 認知症行動傷害尺度 (Dementia Behavior Disturbance Scale : DBD)

空間認知障害

空間認知障害 定義 :対象の空間における位置、ないしは複数の対象物の空間における位置関係の視覚性認知障害。 空間知覚障害 ・変形視(大視、小視) ・刺激定位の障害(距離の判断の障害、奥行き知覚の障害) ・線分の定位の障害 ・立体視障害(遠近)障害 視空間認知障害 ・半側空間無視  ・Ballint症候群 ・身体認知障害 ・地誌的障害 ・構成障害

強制収集 高次脳機能障害

強制収集 高次脳機能障害 環境依存性亢進の結果として、必要のない物品を多数収集して保管する行動が出現します。 コーエンらは前大脳動脈・動脈瘤破裂後10年間にわたって自動車を盗み続け、自宅に保管していた症例を報告しています。 患者は多数の自動車を盗んでも売却する...

環境依存症候群の機序

環境依存症候群の機序 レールミッテによれば、環境依存症候群は通常の検者―患者関係よりも複雑な状況で生じやすいといわれています。 彼の自宅を訪問した患者は絵が壁から外れているのを見て釘とハンマーで絵を壁に固定した。 寝室を見せると、衣服を脱いでベッドに寝て...

看護業務の定義

看護業務の定義 看護業務とは地区の看護の必要性をみたすところの総合的な保健組織の一部である。 看護業務の主なる目的は、疾病予防と健康増進に必要なナーシング・ケアーであり、患者の要求するナーシング・ケアーとは、患者の精神的、肉体的慰安や患者を苦しめている...

心室頻拍 (Ventricular Tachycardia : VT)

心室頻拍 (Ventricular Tachycardia : VT) 心室期外収縮が連発を続けたものが心室頻拍と言います。ほとんどの場合、幅の広いQRS波が連続します。このとき心房は洞結節からの刺激で独自に動いていますのでP波は存在しますが、多くの場合認められず、たとえ認められたとしてもQRS波との関連はありません。 長時間持続し、さらに頻拍が亢進すると、血圧の低下や心拍出量の減少がより顕著になり、危険性が高くなります。

脱抑制 disinhibition

脱抑制 disinhibition 脱抑制とは、「状況に対する反応としての衝動や感情を抑えることが不能になった状態」のことを指します。患者は、外的な刺激に対して衝動的に反応したり、内的な欲求を制御することができず本能のおもむくままに行動したりします。 脱抑制行動は様々な生活場面で出現し、その内容はマナーや礼儀正しさの欠如といった軽微なものから、反社会的行動と呼ばれる違法行動まで幅広いです。 「人前でも構わずおならをする」のようなエチケットの欠如や、「葬式の最中に笑いだす」「診察中に鼻歌を歌う」「行列に割り込む」などのマナー違反が含まれます。反社会的行動では、「万引き」「道端での放尿」「交通ルールの無視」などの比較的軽微な違法行為がみられることが多いとされています。 診察場面では、「あなた太っているわね」「白髪が多いわね」など、主治医に向かって思いつくままのことを口にしたり、診察室から勝手に出て行く立ち去り行動などがみられます。 ケア場面では、「卑猥なことを話す」「異性の身体を触る」などの性的逸脱行動が問題となりやすいです。 また、問題行動をたしなめられても悪びれた様子はなく、あっけらかんとしていることが多いです。 脱抑制行動は前頭葉眼窩面の障害で出現するといわれていますが、最近のMRIを用いた研究では右側の側坐核、上側頭皮質、内側側頭葉構造物の萎縮との関連性も指摘されているます。 薬物治療は、抗精神病薬の鎮静作用を利用し行動の抑制をはかることが主となります。対応方法は、脱抑制行動を誘発するような刺激をできるだけ取り除くことが基本となります。性的逸脱行動に対しては、性衝動をため込まないように日頃からのスキンシップを心がけ、行為に及んだ場合は、他の作業に誘導するなどして気をそらせるようにします。

看護管理者の階層

看護管理者の階層 看護管理者には、上級管理者、中間管理者、第一線監督者の3つの階層がある。 それぞれの階層には、当該組織によって定められた職位名があるが、看護サービス提供組織は、第一線でサービスを提供する者への権限委譲が必要とされるため、階層制を少なく...

遺伝子診断 Duchenne型、Becker型筋ジストロフィー

遺伝子診断 Duchenne型、Becker型筋ジストロフィー 遺伝子診断は2段階で行われます。最初に行われるのは、簡便にエクソンの存在を確認できるmultiplex ligation probe amplification (MLPA)法で、これは保険収載されています。 もしエクソン単位の欠失・重複があれば、この方法で検出することが可能です。もし欠失や重複が見出されない場合には、筋生検を行い、ジストロフィン欠損を蛋白質レベルで証明する必要があります。その上で、さらに遺伝子変異の確定が必要な場合は、全79エクソンのシークエンス解析が必要となりますが、この解析は有償(10万~ 15万円程度の患者実費負担)で行われています。ただし患者登録システムRemudy(http://www.remudy.jp/)へ参加する場合には研究費でカバーすることが可能となります。

看護管理者の機能

看護管理者の機能 看護管理者の機能は、看護職のもつ能力が有効に発揮され、直接の業務が円滑に遂行され、24時間最良の看護が提供されるよう、組織の系統、権限及び責任を明らかにし、人事・設備・備品・労務環境を整えることである。 「看護管理」を専門とした職務を...

ジストロフィン dystrophin

ジストロフィン dystrophin ジストロフィンは、ジストロフィン・β-ジストログリカン(β-dystroglycan)・α-ジストログリカン( α-dystroglycan)・ラミニン2( laminin 2)からなる「ジストロフィン軸」と呼ばれる蛋白質複合体を構成し、これを支えるサルコグリカン(sarcoglycan)複合体とともに、筋線維膜を裏打ちするアクチン線維のネットワークと基底膜とをつないで筋線維膜を補強しています。ジストロフィンが欠損すると、この補強が弱まり、筋収縮時に筋線維膜に強い負荷が掛かって損傷を起こします。損傷を受けた筋線維膜に小さな穴ができます。細胞外のカルシウム濃度は細胞内の濃度の1万倍以上高いことから、筋線維膜に穴が開くと高濃度のカルシウムが一気に細胞質内に流れ込みます。一方、筋収縮は、アクチンフィラメントとミオシンフィラメントが滑ることによって生じますが、これは、筋小胞体からの少量のカルシウム放出によってコントロールされています。このような仕組みのあるところに高濃度のカルシウムが流入すると、筋線維の過収縮が引き起こされ、筋線維の内部構造が破壊されてしまいます。これが筋線維壊死の原因と考えられています。筋線維は壊死を起こすと、カルパインなどのプロテアーゼが活性化されて自己消化を起こすとともに、速やかにマクロファージが出現して障害を受けた細胞質を貪食します。さらに、休眠していた筋衛星細胞が活性化されて分裂増殖し、筋線維を再生し、やがてほぼ元通りの筋線維が構築されます。筋ジストロフィーの場合は、何度も壊死が繰り返されるために、やがて再生が追いつかなくなり、筋線維数が減少していきます。更にそのスペースを埋めるべく間質の線維組織や脂肪組織が増加します。

障がい者

障がい者 障がい者とは、身体的、知的、精神的な機能や形態の不全により、長期にわたり日常生活または社会生活に相当な制限を受けるため、医療機関、福祉施設、在宅等において医療・看護サービスを受ける者をいう。

Duchenne型筋ジストロフィー 特徴

Duchenne型筋ジストロフィー 特徴 Duchenne型筋ジストロフィーでは、約半数の例で処女歩行が遅れるとされています。典型的には、3~5歳頃に腰帯筋筋力低下による転びやすいなどの症状で気付かれることが多いとされています。 この時期の筋力低下の検出には、腰帯筋筋力低下を鋭敏に捉えるGowers徴候が有用です。 歩行可能時期には、多くの例で腓腹筋の肥大を認めます。 やがて骨格筋障害が進行して動揺性歩行を示すようになり、更には10歳前後で歩行不能となります。 横隔膜を中心とする呼吸筋も障害されるために拘束性換気障害を来たします。 以前は呼吸不全により20歳までに死亡するとされていましたが、近年は呼吸管理法の発達により平均寿命は大幅に延長し、30歳を超えて生存することが普通になってきています。 20歳代になると拡張型心筋症が出現してきます。 現在では心不全が死亡原因の多くを占めるようになってきており、心不全症状をより適切にコントロールできれば、更に寿命を延長できるのではないかと考えられています。 検査所見では、血清クレアチンキナーゼ(CK)が高値を示します。数千IU/lのことが多いが、発症早期では1万IU/lを越えることも希ではありません。 近年では、無症状の時期にたまたまCKが測定されて、そこから診断に至る例も増えてきています。

Duchenne型とBecker型筋ジストロフィー

Duchenne型とBecker型筋ジストロフィー 筋ジストロフィーは骨格筋の壊死・再生を主体とする進行性の遺伝性筋疾患と定義されています。 最も頻度の高いのは、筋線維膜蛋白質ジストロフィン(dystrophin)の原発性欠損を原因とするDuchenne型(Duchenne muscular dystrophy)です。 軽症型のBecker型(Becker muscular dystrophy)と併せ、ジストロフィノパチー(dystrophinopathy)が筋ジストロフィーの半数近い例を占めています。 ジストロフィン蛋白質をコードしている原因遺伝子DMDはX染色体短腕(Xp21)に存在し、X連鎖性劣性遺伝形式を取ります。ジストロフィンは79エクソンにコードされています。イントロンを含むゲノム上の遺伝子サイズとしては最も大きいものです。 Duchenne型もBecker型も約2/3はエクソン単位の欠失または重複によります。 原則として、Duchenne型はout-of-frame型、Becker型はin-frame型の欠失を有しています.Duchenne型ではジストロフィン蛋白質は完全欠損しますが、Becker型では筋線維膜上にfaint and patchyに残存します。

ペーシング障害 症状

ペーシング障害 症状 ある目的動作を遂行する際にその状況に合わせて臨機応変にスピードを調節し、動作に流れを持たせることが上手くできない症状を行為のペーシング障害と言います。 右半球症候群として位置づけられています。 ペーシング障害の代表的な臨床症状としては、動作がせっかち、粗雑、不用意、不注意などという形で目にすることが多いです。 脳の責任部位に関しては、いまだ確定的ではありません。 注意障害とペーシング障害は共通する基盤が推測されると言われています。

患者家族

患者家族 患者家族とは、患者もしくは利用者の家族をいう。なお、ここでいう家族とは、患者と婚姻・姻戚関係をもつ者だけではなく、患者が信頼を寄せる友人等、患者を支え回復を支援する立場にある者をいう。看護は、対象が本来もつ自然治癒力を発揮しやすい環境を整え...

リハビリの十大原則

リハビリの十大原則 Moore はリハビリテーションの主要な原則を「十大原則」として整理しています。 ちなみに、 リハビリ とは、「全人間的復権(人間らしく生きる権利の回復)」という意味 です。 リハビリの十大原則 1 感覚刺激欠如の予防 2 患者自身の積極的な活動参加 3 変化を混じえた、あるいは混じえないままでの反復 4 有意性(意義をもつ方法を採用すること) 5 動機づけ(やる気を起こさせること) 6 強制してやらせること(forcing) 7 発達の頚-頭-尾方向の法則 8 大脳統合に先立って皮質下統合を獲得させること 9 促通と抑制 10忍耐と優しい愛のケア(tender loving care)

注意の特性

注意の特性 注意の特性に関しては、 注意の持続性(sustainedattention)、注意の選択性(selectiveattention)、注意の転動性(alternatingattention)、注意の分配性(dividedattention)の4種類 に分類されます。 注意の持続性 とは、行動を持続して行う、または繰り返して行われる一定の反応行動を持続させる機能です。 注意の選択性 とは、妨害的な刺激を抑制しながら、目標を選択する機能のことです。 注意の転動性 とは、異なった行動を交互に行う際に、目標への注意をシフトさせる機能です。 注意の分配性 とは、同時に2つ以上の行動に注意を向ける機能です。

患者 住民 人々

患者 住民 人々 患者とは、病気や外傷等、何らかの健康障害のために病院や診療所等の医療機関を受診し、医師、歯科医師あるいは看護師等の医療従事者から、診断や治療・ケアまたは助言等の医療サービスを受ける者をいう。なお、個人を指す場合だけでなく、糖尿病患者やが...

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