簡易上肢機能検査 STEF(ステフ)
目的:上肢の動作能力を客観的に短時間で把握する
評価者:作業療法士
対象:上肢機能が低下している者すべて(例:脳血管疾患、頚髄症、関節リウマチなど)
特徴
・大きさ・形・重さ・素材の異なる 10 種類の物品をそれぞれ移動させ、移動に要する時間を測定することで、上肢動作を客観的に評価できる
・作業スピードが重視される
メリット
同世代の健常者との比較や、同一被検者間の変化を短時間で評価できる
幼児から高齢者まで対象が広い
被検者の上肢の動き・速さの制限が、どこに障害があるためかを分析できる
デメリット
上肢に重度の麻痺があると検査不可能
同一被検者間を比較する場合、爪の長さによって誤差が生じることがある
下記等参照下さい。