失語症患者との会話で必要な技術
環境の設定
会話を行う場所や、対象者との位置を考慮できる。
基本的態度
対象者との会話時に、視線を合わせる、表情を豊かにする、口元を示す、適切なあいづちを打つなどの基本的な態度をとることができる
声の出し方
声の大きさ、話す速度、声の高さ、イントネーション、アクセントを適切に調節できる。
話し方
発音をはっきりさせ、語尾や文末までしっかり発音し、文節の区切りや会話の間を適切にとることができる。
大人に接する時の話し方で話し、適切な丁寧語を用い、分かりやすいことばや文、正しい文法で話をすることができる。
伝達手段
話しことばだけで通じないときは、他の手段を用いることができる。
質問形式 wh質問・選言質問・yes-no質問を適切に使い分けることができる。
失語症患者とのコミュニケーション
• 短くはっきりした話し方を心がける
• 抑揚を豊富に用いる
• 身振りを使用する
• 実物、現場にて具体的に話す
• 50音表は通常用いられない
• 仮名より漢字の理解が容易
• 喚語困難の重症度に合わせ質問形式を変える