障害受容 段階

障害受容の段階


ショック期→否認期→混乱期→解決への努力期→受容期

ショック期


発病の直後で集中的な医療とケアを受けている時の心理状況。
肉体的には苦痛があっても心理的には逆に平穏で、感情が鈍麻した無関心な状態。
現実に起こっていることが自分ではないような状態。

否認期


身体的状態が安定して、そう簡単には治らないらしいことが本人にも少しずつわかり、心理的な防衛反応としての病気の否認が生じる時期。

混乱期


現実が圧倒的すぎて、病気が完治しないことを否定しきれない時期。

解決への努力期


前向きな努力が主になる時期。
外向的な攻撃では、結局問題は解決しないことに気づく時期。

受容期


最後に価値の転換を完成し、患者さんは社会や家庭のなかで、何らかの新しい役割や仕事を得て、生活に生きがいを感じるようになる時期。

※段階を進んだり戻ったりしながら、経験するとされています。