外国人アクセント症候群 病巣
ブルームシュタインらは外国人アクセント症候群の病変部位をローランド溝周辺領野の皮質下、顔面および上肢の感覚運動投射路を含む領野と報告した。ガードらは左大脳半球運動前野および中心前回とその皮質下投射路とした。高山らは左中心前回内側とした。中野らは比較的純粋な外国人アクセント症候群の2例を報告している。1例の病変部位は左中心前回から中前頭回にまたがる領野、他の1例では左中心前回から皮質下に伸びる病変であった。以上より、外国人アクセント症候群の責任病巣は左大脳半球の左中心前回およびその周辺領野の皮質・皮質下病変と考えられる。
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