リバーミード行動記憶検査 RBMT カットオフ値

リバーミード行動記憶検査 RBMT カットオフ値

39歳以下
スクリーニング点合計:7/8
標準プロフィール点合計:19/20

40~59歳

スクリーニング点合計:7/8
標準プロフィール点合計:16/17

60歳以上

スクリーニング点合計:5/6
標準プロフィール点合計:15/16





記憶障害の存在は高次脳機能障害の「11核をなすひとつでもあり、決して過少診断がなされないように、留意する必要性がある標準プロフィール点とプロフィール点のみを比較するのではなく、下位検査項Ⅱの素点の内容分析は必須ともなる。交通事故後の自賠責保険における後遺症診断書、あるいは労災年金ないし障害年金(精神の障害)の診断書の記載の際にも、RBMTの評価点の記載は不可欠ともなる。5~10年経過した記憶障害患者の生活自立度とWMS-RおよびRBMTを用いて、比較検討をした研究がある。結果は、WMS-Rと生活自立度には明確な関係は認められず、一方、RBMTは、生活の自立度をよく判別したとされる。したがって日常生活の自立度の評価には,RBMTが適しているといえる。