失語症の発話症状の一つです。
言いたい言葉(語彙)とは、違う言葉(語彙)を言ってしまうことを語性錯語(verbal paraphasia)と言います。
例えば「犬」を「猫」と言ってしまう形で出現します。
語性錯語(verbal paraphasia)はさらに大きく二つに分類され、全く無関連な語へ言い違える場合(例えば「犬」を「りんご」というような言い違え)は無関連錯語(irrelevant paraphasia)と呼ばれ,意味的に関連あるカテゴリーの単語と言い違える場合(例えば「犬」を「猫」というような言い違え)は意味性錯語(semantic paraphasia)と呼ばれています。