Numerical Rating Scale(NRS) 痛みの評価スケール
Numerical Rating Scale(NRS)は、最もよく使用されている評価法です。
0 から10までの11段階の数字を用いて、患者自身に痛みのレベルを数字で示してもらう方法です。
2通りの方法があります。
1つは、初診時または治療前の最大の痛みを10とし、現在はいくつになったかというpain relief scoreを用いる方法です。
もう1つは、自分が今までに経験した最高の痛みを10として現在はいくつにあたるかを質問する方法です。
0は痛みなし
1~3は軽い痛み
4~6は中等度の痛み
7 ~10は強い痛み
を表しています。
この方法の欠点は、小児や意識レベルの低下がみられる患者では痛みの数値化が行なえないこと、個性や環境に影響されやすいこと、数字に好みが表れることがあります。
http://lohasmedical.jp/archives/69-1.2.JPG
http://maruishi-pharm.co.jp/med/libraries_ane/anesthesia/pdf/40/02.pdf
より参照。