ブローカ失語の特徴
ブローカ失語の特徴は以下を参照ください。- 非流暢な発話
- 復唱は不良
- 聴覚的理解が発話と比べ良好
- 発話量が減少する
- 努力性な発話となる
- 単語~短文レベルの表出となる
- 重度の場合は常同言語となる
- 実質語が多くなり、単純化する
- 発語失行(失構音、アナルトリア)と伴うことが多い
- 系列語、歌唱は可能なことが多い
- 「わかりません」「そうだね」「ありがとう」など自動的発話は比較的スムーズ
- 錯語あり、音韻性錯語が主だが、意味性錯語もある
- 語頭音ヒントが有効なことが多い
- 表出のに気づく傾向があり、「違う」といって取り消すことがある
- 書字は口頭での表出と同レベルで障害されることが多い
- 助詞のストラテジーレベルでは理解しにくい
- 観念運動失行、口舌顔面失行を伴いやすい