失語症 流暢 非流暢
ボストン失語症鑑別診断検査では,発話の流暢性の評価尺度として以下の6項目が設けられています。
・メロディー・ライン
・句の長さ
・構音能力
・文法形態
・錯語
・喚語
流暢性の診断には。長い会話や自由会話における発話を基に、これらを7段階で評定したプロフィールが用いられます。
AlexanderとBensonは、非流暢性の要素として、上記から錯語と喚語を外し,
・構音の障害
・メロディー・ラインの障害
・発話の長さの短縮
・文法的複雑さの制限
の4要素をあげています。
これらの要素は流暢型失語では正常であるが4要素すべて出そろえば完全な非流暢型とされます。