呼気に際して口をすぼめ、ゆっくり息を吐き出す呼吸法。
呼気をゆっくりしやすくなるので,呼吸数の減少,分時換気量の減少,1回換気量の増加,酸素当量の減少,血液ガスの改善などが期待できる。
口すぼめ呼吸の機序と目的
・ 気道内圧を上昇させる
・ 気道閉塞を防止する
・ 一回換気量を増加する
・ 呼吸数,分時換気量を減少させることにより、気道の虚脱を起こしにくくする
口すぼめ呼吸の方法
①呼気を通じて唇を軽く閉じてゆっくりと呼出する。
②吸気は鼻で行う。
③吸気と呼気の比率は1:2以上で行い,徐々に呼気を長くして1:5を目標とする。
④徐々に深呼吸訓練を行いながらこの呼吸法を行う。
口すぼめ呼吸の注意点
1.呼吸音が聞こえるほど口すぼめで抵抗をかけない。
2.腹部周囲筋の過度の緊張をとる。
3.最初から極端にゆっくりと呼吸させたり,極端に長い呼気をさせたりしない。
4.呼吸数は20/分以下で行う。
5.練習は時間より回数を多くする 。
2.腹部周囲筋の過度の緊張をとる。
3.最初から極端にゆっくりと呼吸させたり,極端に長い呼気をさせたりしない。
4.呼吸数は20/分以下で行う。
5.練習は時間より回数を多くする 。
より参照。
http://www.kubonaika.or.jp/koho/koho13/riha1301.gif
https://encrypted-tbn0.google.com/images?q=tbn:ANd9GcT3FRWoUE-2qj4C1-mvzHOuJgLqmeUwu1ISna21MFhpzDK67JOrGw
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