鼻つまみ嚥下
鼻つまみ嚥下とは、その名のとおり鼻をつまみ鼻腔からの空気流出を防いで嚥下することで、鼻腔への逆流を防止する。また、嚥下時の咽頭圧が鼻腔へ逃げるのを防止し、咽頭残留を減少させる。
主な対象者
軟口蓋麻痺と咽頭収縮不良に伴う鼻咽腔閉鎖不全がある場合と。食道入口部開大不全、または開大のタイミングのずれにより鼻腔逆流を認める場合。食事中に鼻汁やくしゃみがある場合は鼻腔逆流が強く疑われ鼻つまみ嚥下の対象となる。
具体的方法
飲食物を口中へ入れた後、用手的に鼻をつまんだ状態で嚥下する。
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